#12 参院選とキーワード「青年」...それとアルミ缶リサイクル率低下 |
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2004年6月30日 00:33
参院選...もう2週間もないのですね.岡田克也氏が年金未納問題のどたばたの末,最大野党民主党の党首になり,自民党の斎藤十郎氏の引退もあり,立候補者の主張と関係のないところで三重県における選挙の意味合いが大きくなっているように思います.首相も三重県に来てました.注目の三重県.でも候補者は本当に注目されているのでしょうか.注目というよりも目をそらしたくなる人が少なくないようにも感じます.私は情報不足でどの人も推せる状態ではないです.
3人ともキーワードは「青年」でしょうか?理由も何もないのですが,ずっと昔から私にとっては結構抵抗を感じる言葉です.
選挙以外でも少し気になることがありました.アルミ缶リサイクル率が初の前年割れだそうです.
アルミ缶メーカーは消費者負担の軽減とリサイクルを考えてふたも資源ごみとして回収できるようにしてくれてあります.ペットボトルのふたと違って,ありがたい配慮だと思います.
しかしペットボトルでふたをリサイクルしないのになれた消費者が,アルミのボトル缶のふたをゴミとして捨てているそうです.まったくけしからん話です.
2〜3グラムのアルミを含むふたを捨てているために,1800トン以上も回収量が減ったとのことです.アルミのボトル缶の消費数は60%以上のアップです.このままではアルミ缶のリサイクルにとって良くない状況が進んでしまいます.アルミ缶リサイクル協会は日本の将来を憂慮していることでしょう.
アルミのリサイクルはスチールのリサイクルよりもはるかに重要です.鉱石レベルの段階から消費者が使うことが出来るレベルに精製する電力量と,同量をリサイクルして精製する電力量を比較すると,アルミのリサイクルの場合は原石から精製する場合の2〜3%ですみ,スチールの場合は50%程度だったように記憶しています.
ひょっとすると私もリサイクルに貢献していなかったかもしれません.今後気をつけようと思います.
さて"平成16年度版 家庭ごみの分け方・出し方"をじっくり読んでみましょう.資源ごみBのあきかんの中のアルミ缶にボトル缶が含まれてますね.よく読んでみましょう.
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どうもリサイクルしたくても制度的にリサイクルできないみたいですね...そうか,鈴鹿市は行政レベルでアルミ缶リサイクル率を下げるのに加担していたのですね.この1行は安易に書くべきではないように思いますね.
Last Modified: December 17, 2005
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