2004年7月14日 23:32
重箱の隅をつつくのはのは嫌いですが...
以前BBSで載せたことは地域の選挙管理委員会の裁量によるところが大きいとのことで.
[48] どうでもよい? 投稿者:ターキー 投稿日:2003/10/01(Wed) 03:23
もう9ヶ月も前の記事ですが,今回も当選者やってます.
http://www.comjp.net/~shiba/system/multilist/a.cgi?mode=detailview&list=new&article=40F24557#40F24557
やっぱりやりたくなるよなぁ〜とも思いますが...とはいえ,お礼だけでなく,当選または落選についても載せてはいけないらしいですね.これは選挙における当落というものが候補者個人のキャリアを左右してはいけないという公職選挙法の気高い精神を感じさせます.そういう土壌でこそ有権者の代表が現れるというものです.きっと選挙管理委員会も気高い精神の方々なのでしょう.会ったことがあるのかどうかもわからないですが.
公職選挙法
政府が出しているオフィシャルなドキュメントです.第百七十八条が今回の件でもあります.
今日は日中,名古屋の某所に行っていました.時間に少し余裕があったので天白川の水辺に行ってみました.水はきれいではなかったのですが,鈴鹿の河川と対策が違うなと思う点が結構ありました.
岸辺がコンクリートで固められているのでなく,大きな石をネットに入れたものがありました.なるほど,これなら小さな魚や虫なんかが住むのに十分な環境が守られてるなと.鈴鹿で私が目にした河川の工事はほとんど岸辺をコンクリートで固めるものでした.
私は小さいころは田舎に住んでいたので,川というのは単に水と魚だけのものでなく,石の裏の小さな虫や,土や砂利の中の生き物,岩・石・粘土・土・砂・沈殿物や流木,水草や周辺の草木,そして橋や木が作る影,そんなものが全て揃って初めて「川」という概念がありました.台風のたびに川の形も変わり,木で出来た橋も壊れ,また誰かが板を持ってきて補修するといったような,なんとも自然第一の環境でした.それがいつだったかの台風で,木の橋が流され,その後に工事が始まり,頑丈なコンクリートの橋が出来たのですが,その周囲までコンクリートで固めれれ,そこに生息していた小魚やザリガニを憂いました.当時は「なんて乱暴なことをするんだ」と怒りを覚えたものです.そしてその後,川の生態系が一気に変わってしまったことにショックを受けました.これは私のトラウマのひとつでしたが,その後,町に住むようになると,目にする工事はそんなコンクリート至上主義のような工事ばっかりで,しかもみんな平然としていて,町の人は怖い感覚を持ってるなと子供心に思ったものです.
ともかく,小さな生き物に配慮したものというのは,私にとっては新鮮で,その近くで小魚が跳ねるのを見て心が和みました.三重県はよそと比べると自然が豊かなほうですが,そのことで自然への配慮も忘れているのではないかと不安です.
15年ちょっと前に,ヨーロッパの河川工事は,これまでのコンクリートを壊して,土の岸に戻していく工事が多くなってきたと本か新聞で読みました.そしてコンクリートで固めきってしまうという工事は環境に配慮しない悪い工事で,これからはすることはないだろうと.コンクリートだらけの川の辟易していたところにそういう記事を読んで,きっと日本も10年後にはそういう流れになるかもしれないと期待したものでした.でも結局まだなにも進んでいないような気がします.隣国の韓国ではそういう流れになってきたとも聞きます.日本はまだでしょうか...それどころか長良川河口堰や諫早湾のギロチンなんかが出来てしまってますし.せめて鈴鹿はと祈っています.
天白川を後にするときに,ゴミの量も見てみました.階段に少し空き缶が放置されていましたが,鈴鹿川の側道周辺と比べるとかわいいものでした.10年後の改善具合は名古屋と鈴鹿のどちらが上だろうか.なんだか不安を感じました.
Last Modified: December 17, 2005
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