#66 代表質問と一般質問を同一会期に行うこと
2005年3月15日 22:40
今回は掲示板ネタです.トムさん,感謝します.
[237] Re:[236] 代表質問、一般質問を両方する件 投稿者:トム 投稿日:2005/03/15(Tue) 20:15 |
>> そうなんですか!
> ご負担でなければ現役・引退議員を問わずぜひ紹介してください.
> 私は議会のページで公開されている議会だよりを元にしか調べていませんので,平成13年3月定例会からしか把握しておりません.
「会議録の検索と閲覧」ですと、平成9年からわかります。
<代表質問・一般質問を両方行った議員>
H16年3月:なし
H15年6月:なし
H14年3月:なし
H13年3月:なし
H12年3月:なし
H11年3月:山本 孝、石田秀三
H10年3月:森 儀明、石田秀三
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紹介していただいたページを探し出せました.
掲示板に返信しようと考えていたのですが,URLがかなり見苦しいですので,こちらで一応紹介しておきます.
メルマガを読まれた方はこちらまで: http://www.mecha.ne.jp/~business/
それにしても私にとってはこの鈴鹿市議会会議録検索システムというのは,ひどく使いづらいです.苦痛を感じます.
鈴鹿市議会会議録検索システム
http://www.kensakusystem.jp/suzuka-a/sapphire.html
私は基本的には動的なコンテンツが嫌いです.場合によっては使うのも良いですが,そうであるためにはもっと使い勝手がよく,内容を整理してもらわなければ納得がいきません.
こんな程度の内容のものをどうして静的に構成出来ないのか?
どうしてこういう100年後にも伝えなければいけない大切な情報を特定システムに依存させるのか?
答えはなんとなくわかるだけに,「理解できない」と簡単な言葉で片付けられないですが,理解してあげたくないですね.
こんな大切な公共物をどうしてオープンな規格だけで構築しないのか?オープンな規格だけで構築したときのメリットを想像してないからこうなるのでしょうね.なんとも歯がゆい.
考えることは重要です.イマジネーションを存分に働かして,新しい価値を創造して下さい.既存の価値を更に高めて下さい.
生活の保障がある人達がなぜそういうことを実践していかないのか非常に不思議.ある意味それは私達が鈴鹿市に対して漠然と感じる緊張感のなさからなのかもしれないです.
「緊張感のなさ」
今日はこの言葉にドキッとしました.本日の一般質問,1番手の後藤光雄議員の3回目の質問でしたでしょうか.
BBS173番,トムさんの「市会議員を斬る!」シリーズ にありましたが,期待にそぐわぬ雰囲気で始まった質問といつもどおり答弁書を読み現状説明だけの当たり障りのない答弁.いつも通りリスクが何処に潜んでいるのかを把握していない答弁に「こりゃダメだ」と思っていたのが変わってきたのは,質問時間が50分程度過ぎたところからでした.
3回目の質問の直前の職員の方の答弁の雰囲気が,後藤光雄議員の熱意に押されてか,なんというか答弁に人間性がすごく混じってきてました.
おや?と感じているところに,後藤光雄議員の最後(3回目)の質問.後藤光雄議員の市職員の緊張感のなさへの悲しいほどのむなしさが絶妙な間で表現されてました.間違いなく本議会のベストのシーンでしたね.こんなことを言うと気持ち悪いですが,とても美しく叙事詩的でした.少なくともTV画面からはそのように感じました.
そして議長 the Timekeeprが質問を終わらせ高らかに休憩を宣言しようとするところを遮るかのように,「議長!」と川岸市長が割って入ってきました.
最後の市長答弁は,市長が手にしていたのは質疑応答の間に書いた小さいメモだけ.そしてそのメモにもそれほど目を配ることなく,前を向いて語り始めたのでした.言葉には出していないように思いましたが,壁にぶつかって苦しんでいる市長の感情が本音で語る答弁ににじみ出ている気がしました.声を荒げるわけでもなく,ぽつりぽつりと語る言葉でしたが,これほど気持ちの入っている川岸市長の言葉を聞いたことがありませんでした.テレビの前で「おおーっ」「おおーっ」とびっくりし続けでした.
この最後の答弁のような語りをいつもしていたら評価も上がるだろうなと思わせるほど,それなりに誠実さを感じるものでした.
なかなか良いものを観せてもらったと思います.みなさんも3/15のこの質問は見るべきですよ.
今日は駅でたばこの煙に巻き込まれ,怒りのたばこ撲滅モードだったのですが,残念ながらこの件に関する注目議員の質問にはたばこはなかったです...その代わり,青色灯のパトロール車に関して,いい着眼点だと思わせる質問をしていました.
まぁ,代表質問と一般質問への言及は次回以降にじっくりやりたいと思います.
Last Modified: December 17, 2005
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