#74 鈴鹿市新庁舎から出てくる妄想
2005年7月3日 5:37
「そういえば」と改めて言うまでも無いことですが,鈴鹿市の新庁舎がいよいよ形になってきた感じですね.
少し気分転換もかねて,鈴鹿市を出て,他の市庁舎や議場などを観てきました.右の写真は数年前にできた庁舎なのですが,かなりきれいです.デザインのセンスもすごく良いですね.
中に入ると,五寸釘が壁一面に打ち込まれて何かの造形美術品がありました.これもなかなか良かったです.
この庁舎は鈴鹿市のように120億円くらいでできるのかなぁ...ひょっとしたらもっと安いかもしれないですよ.
鈴鹿市と違うのは他にもあって,市庁舎前が広場になっていて,市民が楽しそうに行きかっているところです.今度の鈴鹿市庁舎は市民のためと言うよりかは,市職員だけのための施設になっているような印象がありますが...
しかも議場も内部に押し込まれる感じで,窓も無い閉鎖的な空間になるとかいうことも聞いたりします.実際どのようになるのかはよくわかりませんが,現在の議場もかなり暗いのに,改善しようとする気がないのか不思議です.電気をジャンジャン使って明るい議場にしてくれるのかもしれないですね.なるほど,だから電気代が異様にアップするんですね.
工事 |
入札参加数 |
落札者 |
落札金額 |
本体建築
|
13社
|
清水建設
|
53億9800万円
|
機械設備
|
10社
|
三機工業
|
14億7500万円
|
電気設備
|
25社
|
トーエネック
|
11億9500万円
|
この表は1年半前に掲載したものですが,今でも妥当かどうかは微妙なところです.新庁舎の入札が一度は談合の発覚でつぶれ,その後の再入札では,市民の機嫌をとるかのように1割価格が下がりました.何かそれも非常に不自然に感じましたが,私だけでしょうか.
日本には談合50年の歴史があることが最近になってようやく表に出てきました.鈴鹿市のパターンはいわゆる主流ではないですが,原因が超シンプルなだけに,県内でも相当入り込むのが難しい事情があることを,県内他市の測量コンサルが愚痴を言っていたという仮定の話があるとすれば,鈴鹿市民はその役者達が誰が適切か,すぐに配役できるでしょうか?私が鈴鹿市民であることに残念と感じることがあるとすれば,そういうことに関心が無い人が多いということでしょうか.
そういえば5年位前に三重県内の土建業者がまとめてかなりの数が談合で挙げられたという事件がありましたね.よくこれまで引っ掛からなかったなぁという規模でした.でも引っ掛からないための段取りは官民一体で(中略)
査察があることは県内の某事務所には通常では前日に(中略)リーク(中略)義務(中略)天下りが新任だったということが原因だったとは,お笑いです.
あれからもう5年?4年?あぁ,記憶が曖昧ですね.文章も中略が多いし,そもそもが私の夢物語なのかもしれないですね.全てがわかる人も少なくないとは思いますが.
さて,歩いているだけで楽しい町があります.特に古い町並みが残るヨーロッパに多いですが,そうでない新しい町でも努力はできます.私の知っている市では建設費の0.5%を芸術に使わなければならないという市側の条例?が存在するところがあります.すばらしい町ですよ.
[会派・議員Webサイト トップページ更新情報]
- 2005/07/02 21:06:14 TOP - 鈴鹿市議会議員 森川ヤスエの活動報告サイト
- 2005/07/02 15:56:57 原田勝二のWebページ
- 2005/07/01 23:58:13 日本共産党鈴鹿市議会議員 石田秀三Webサイト
- 2005/06/29 15:20:13 衆議院議員 中川正春
森川ヤスエ議員がやむを得ず欠席した6月議会に関して,質問する機会をなくしてしまったことにお詫びをされています.全議員数32名,欠席2名,一般質問者数17名.議長・副議長・監査役で3名.私のスーパーコンピュータによると役10名は議会に出席しているのに質問していない計算になります.委員会とロビー活動だけが仕事と思っている人も多いのかもしれないですね.
[川岸市長への提言]
川岸光男のホームページ
http://www.m-kawagishi.com/
リニューアル準備中になったことに私が気づいたのが2005/1/6でした.そろそろ半年経ちます.
本当に準備ってしているのでしょうか?
そこでどうでしょう,市長.「リニューアル準備中」でなく,「閉鎖中」にしてみては?
いろんな意味でdead endって感じがするのですが...
Last Modified: December 17, 2005
|