#85 鈴鹿市議会一般質問3日目(2005年9月9日)の市川哲夫議員
2005年9月10日 13:47
掲示板にも書きましたが,この日は出だしからなかなか面白いです.面白すぎてまとまらないです.同時に非常にくだらない奴が1時間に1回くらい出てきます.これにはあきれきってしまいそうなところを我慢して怒らなければならないだろう.
ともかく私を苦しめた1人目からスタートです.
[1] 緑風会 市川哲夫
- 救急自動車の発動の実態について
- 指定管理者制度導入について
早見早聞モードで視聴させていただいても聞きやすい声だ...
最近,救急車の発動が多いがタクシー代わりに使う者も少なくないという.
とんでもないなぁ.
私も救急車の世話になったことが1度あります.
私は単車の下敷きになり,運転手は道路の真ん中で顔中血だらけで大の字になって倒れていました.
第1発見者は我々が轢かれないように車で道路を封鎖して数百メートル先の公衆電話に走っていってくれました.
もうかなり昔の話ですが,あの恩は一生忘れません.
もしあの時に,救急車がタクシー代わりに使われていたらどうなっただろうかと考えます.とはいっても我々は重傷ではなかったので大丈夫だったとは思いますが,本当に大変な人というのはいるわけですから,そういう場合はとんでもないですね.
指定管理者制度に関して遠く離れた施設同士が同じ公募単位にしてあるという.
短く第1回目の質問を切り上げた市川哲夫議員ですが,何か掴んだのかな?とドキドキしました.
というのも談合がやりにくい業種の入札において,入札者を限定する有効な方法として入札規模を大きくするというやり方があるからです.
鈴鹿市とは関係があまりない自治体の件で,もうひと昔以上前の話ですが,ある相談がありました.変な落札があると.
その入札は意味もなく広範囲にわたる入札で,入札金額はぱっと見ても数10億円規模.
落札金額は50数億円.しかし,さまざまな検証をしてみたところ,めちゃくちゃ贅沢な構成にしても20億円足らずで導入できることが計算されました.
えげつないことがまかり通っているなぁと驚いたものです.
その落札企業の名前はここでは言えませんが,私は今でも要注意企業として認識しています.
いわゆる官製談合ですね.
発注元の部署はその自治体の中でも権力が集中しすぎると問題になっているところでした.
市川哲夫議員はお会いしたことはありませんがなかなかの切れ者と聞いています.それだけに前議会で録画し損ねたのは非常に残念でした.本当ですよ.許してください.
話を戻しますが,ひょっとして...と期待しました.臭います.どんな施設なのか良くわかりませんが臭います.
そして川岸光男市長の答弁.
答弁時間は3分59秒.
中身は全くなし.
そして総務部長の説明です.
本題に入るのに2分半.でも人件費が嵩むからということで話を切りました.
消防長.出だしが議員っぽかったです.きっと市川哲夫議員は早く本題に入ってほしかっただろう.
でも私は例の公募に関して市川哲夫議員の2回目の質問が待ち遠しかったです.ごめんなさい.
適正な救急車発動をいろいろ呼びかけているらしいですが,とっても性善説に基づいた説明でした.サッカーみたいにイエローカード制度なんかがあってもいいんじゃないかな?
それと関係ないことなのかもしれないですが,この消防長,もっともっと市民の前で露出して話してもらってもよいのではないだろうかと思いました.教育長のように.
そして市川哲夫議員の2回目の質問.
まず消防長へのねぎらいと軽いジャブ.
そして指定管理者制度の件.やはりかなり不満そうでした.理解しがたいとのこと.私も同意見.
公募対象は集中管理を謳っているのに,件の公募に関してのみ全く逆のまとめ方.サービス面・経費削減・公立面でロスが多いと考えられる.更に説明を求めた.
2回目の質問に対する答弁.
あまり書く意味がないのでやめておきます.
ただ鈴が谷運動広場の年間維持管理費は299万3279円でした.
結局最後まで筋の通った説明はありませんでした.
質問へ答えない答弁でも答弁なのかなぁ...
普通それって仕事をしているといえるのだろうか.
http://www.kouen.info/kanrisha-koubo-matomete/suzuka-shi.html
http://www.city.suzuka.mie.jp/kouhou/gyosei/plan/kanrisya/pdf/y_04.pdf
確かに離れてますね.そして市川哲夫議員が言うように高いです.
責任者を決めて,ボランティアやインターンを使えばもっと安くもっといい状態に出来ることは確実ですね.
責任者をやる気のある職員達にやらせてもいいかも.スポーツ課だけに頼らずにね.
結局,私の疑っている点は,全く触れられずに終わりました.規模も大きいわけではないですしね.
Last Modified: December 17, 2005
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