#105 視点を変えて
2006年5月5日 3:23
左の写真をクリックして見てください.
結構面白いと思いませんか?
昨日,近所をぶらっと散歩してみて撮影した写真です.
何が面白いって,普段見ていない視点からの写真だからに過ぎないのですが,それでも私としてはかなり面白いと感じました.
これがコオロギの視点でしょうか?
こう見ると微視的な世界というのは,今でも普通にジャングルがあるのですね.
ほぼ同じ場所を人間の視点から見ると,右の写真になります.
普段から見下ろすことに慣れすぎていたことに気付きました.
人間の目にはミクロな処理とマクロな処理があるそうです.見えているようであまり見えていない,見えていないのに部分的には細かいことがわかる.ふたつの処理系を脳が上手く合成しているわけです.
そんな人間の素晴らしい視覚をもってしても,多様な情報を与えなければ一辺倒な認識しか出来なくなる.
逆に言えば,その視覚のメカニズムを理解しながら,いろんな視点からの情報を与えてやりさえすれば,そこから様々な考察を生むことが出来るのです.
そういえば昨日は川岸市長支持率アンケートにおいて面白い書き込みがありましたね.
> 川岸市長を不支持 - 2006/05/04(Thu) 16:54:37
> 賢明な人に支持される人間と愚かな人間に支持され人間とどちらがわれわれ市民の代表者となるだろうか。
いわゆる衆愚主義においては多様性を持たないマスメディアが第1勢力となります.鈴鹿のような地方でマスメディアという言葉を使うのも違和感がありますが,市民が楽して入る情報とでも言いましょうか.
自分の足で情報を得ようとする人にはわかると思いますが,人に事情があるように,知れば知るほど世に出せない情報に出くわします.私のような小市民ですらそうです.
当サイト「私たちの地域を考える」において出来ることは,日の光に当たっていながらも見過ごされている事柄についてよく見てみるべきだと促すことくらいなのかもしれません.それでも,いろんな視点からの考察を経て,単に見過ごされている事柄も,日の光すら当たっていない事柄もあることを,私達が常日頃から認識するための一助になればと願います.
[会派・議員Webサイト トップページ更新情報]
- 2006/05/05 01:24:55 TOP - 鈴鹿市議会議員 森川ヤスエの活動報告サイト
- 2006/05/03 00:35:32 日本共産党鈴鹿市議会議員 石田秀三Webサイト
- 2006/05/02 20:06:10 板倉みさお 三重県鈴鹿市議会議員
- 2006/05/02 17:47:36 後藤光雄 HOME
- 2006/05/01 10:55:09 原田勝二のWebページ
森川ヤスエ市議のblogで藤のお話が出ています.花札でも藤は4月.本日2006年5月5日は旧暦だったら4月8日ですから,ちょうど綺麗なころですね.
旧暦カレンダー
http://koyomi.vis.ne.jp/i/9rekical.php
先日,夕暮時にフラワーパークに寄ってみました.フラワーパークにも藤棚があります.
ただ,私が違和感を持ったのは,下がレンガ型のブロックで敷き詰められていて,小奇麗に作られているのですが,藤の生えているところだけ小さなマスで土が見えているだけで,なんだかとってもartificialな印象を受けました.
藤棚自体が人工的なものではあるのですが,昔からの藤棚って,もっともっと文化を感じさせる風情があったような...
藤の張り出した根,優雅で美しい花とは対照的な地味さを感じさせる幹,藤棚の周りの砂地.ともかく下が砂地でない藤棚に驚きました.きょうびは靴の裏に砂が付くのも毛嫌いされるのかなぁ...
話はずれますが,藤といえば,花が終わった後に出来るナイフ型の種は,子供のころは宝物だったように記憶しています.
私は花は好きですが,この季節は見てもらうための花よりも,野に咲く草花の方に惹かれがちです.フラワーパークに行っておきながら,ついつい雑草のマツバウンランの薄紫色の花が揺れるのに見入ってしまってました.
昔のTVドラマの「裸の大将」のテーマソングだった"野に咲く花のように..."という感じの歌のメロディーが,最近ずっと頭の中にあります.歌おうとするのですが歌詞が出てこずに,ジレンマを感じながら変な替歌ばっかり歌ってしまう今日この頃...
Last Modified: May 5, 2006
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