#79 60回目の終戦記念日
2005年8月15日 0:35
今日は終戦記念日.でも夜中の市街を見てきましたが,特にこれといって何も変わらないです.垂れ幕も看板もなし.日本は60年前の戦争の当事国ではありますが,セレモニーはあっても市民生活レベルでは何もしないという姿勢には何か違和感を覚えます.
10年前に戦争から半世紀を迎えたのに,何だかこの10年で日本が積み重ねたものが無かったかのように感じます.
10年前の8月15日はLos Angelsに行っていたのですが,あえてChina Townに足を運んでみました.「抗戦勝利50年」のゲートや垂れ幕がいたるところにあり,歴史認識の違いが大きいことを肌で感じました.
この10年の間,日本は大戦へのアプローチを放置.中国では?小平の死去も大きかったのか,逆に違う側面を見せだしました.この10年間で通信の世界は一変し,デマも含めてあらゆる情報が氾濫するようになりました.人間はどんどん死んでいきますが,情報はいつまでもVividなまま残っていくことが可能になり,そういう状況では肯定的なアクションをとらない限り,情報がおかしな変貌を遂げることを想定しねければいけないことも,理解に苦しむことではありません.何かこつこつと情報を整理し公開し共有していかなければ,歴史認識の問題はずっと解決しないだろうと思います.
鈴鹿市はその始まりから旧日本軍と大きな関わりがあり,私も子どものころは軍が残したレンガの弾薬庫や塹壕で毎日遊んだものでした.歴史認識のずれに手を打たず,年々消え行く歴史の痕跡に,未来への危機感を覚えます.特に8月15日には.
私が去年知り合った人のひとりに重慶出身の中国人います.重慶といえば,ナチスのユダヤ人虐待の次に市民への無差別攻撃があったところとして知られています.確かにその後は戦況は更に混乱し,市民への無差別攻撃という点では広島・長崎の原爆投下があったわけですが,「日本としては歴史から外したいの?」と感じてしまいます.中国での歴史教育を受けてきて,且つ日本との親交を尊ぶ彼女の笑顔を思うと胸が苦しいです.そういう彼女も反日機運が高まった4月に日本を離れました.
先の鈴鹿市議会では「日本人の自虐的歴史認識」についての質問もあがりましたが,それにしたって国外へは伝わっていないし,当然理解もされていない.情報が伝わる過程においてはいろんなフィルタがあるのは当然だし,それらを考慮したうえでの行動でなくてはならなかったのではないかと思います.
日本の経済が破綻する前に中国人が見えるところにマイルストーンを打ち込まなくては激しく効率悪いですね.オリンピック特需はもう3年未満しかないわけで,この60年で出来なかったことをこの3年でなんとか出来ないだろうかと祈っています.
これまでのエンコーディングでは?小平の「?」が表示できなかったので,今回トップページをUTF-8にしました.アジア圏の文字コード問題も然るべき機会に日本の通産省が然るべき対応をしておけば,こんなおかしなことにならずに済んだのにと常々思います.怒りに震えた当時のことを昨日のように思い出します.
今回の衆議院解散でこの件に絡んだ大バカ者議員は9月の選挙に出馬しないかもしれません.本来の郵政民営化という論点からはそれますが,それだけでもなんだかせいせいしますし,空気がきれいになった気がします.
[会派・議員Webサイト トップページ更新情報]
- 2005/08/11 18:20:41 日本共産党鈴鹿市議会議員 石田秀三Webサイト
- 2005/08/11 15:24:16 MeCha ストリート
- 2005/08/11 14:05:31 衆議院議員 中川正春
- 2005/08/10 06:07:55 南条ゆうじ後援会
- 2005/08/09 21:26:13 鈴鹿市HOME PAGE/市長のページ
- 2005/08/09 04:12:41 あくてぃぶ21
- 2005/08/08 21:44:55 鈴鹿市議会 すずか倶楽部公式Webサイト
- 2005/08/08 21:41:51 TOP - 鈴鹿市議会議員 森川ヤスエの活動報告サイト
- 2005/08/08 18:49:20 no title
- 2005/08/08 18:36:34 川岸光男のホームページ
- 2005/08/08 18:08:26 鈴鹿市議会議員会派 政友会HOME PAGE
- 2005/08/06 03:27:33 後藤光雄 HOME
たくさん更新があったなぁと思いきや,単にチェックするシステムがおかしいみたいで,更新されていないところまでリストアップされています.しっかり情報公開をメンテナンスしているサイトはご自身でご確認ください.
鈴鹿市HOME PAGE/市長のページでは鈴鹿ナンバーで川岸氏が喜んでいます.この件に関しては亀山市に感謝しなくてはいけませんね.亀山の皆様ありがとうございました.
Last Modified: December 17, 2005
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